自分が試合に出る前に必ず知っておかなくてはいけないのはルールです。
ルールを知らないとそもそも試合を始めることすらできません。
仮に試合を始められても勝つことすらできないでしょう。
今回はそんなバドミントンにおいての相手の得点になってしまう反則をまとめてみました!
バドミントンの反則(ルール違反)
サーブ編
線を踏みながらサーブをする
バドミントンのコートに白線があると思いますがこれを踏んだり、超えてサーブを打ってはいけないですよというルールです。
これをしてしまうと相手に点が入ってしまいます。
体に白線の位置の感覚がしみ込んでいればよいですが、そうではない人はサーブを打つ前にしっかり確認をしましょう!
特にダブルスではサーブラインぎりぎりからサーブをすることが多いので特に注意が必要です!
サーブを打つ位置は地面から115cm以上の位置から打つ
サーブを打つ位置が高すぎるとフォルトを取られ、相手に得点が入ってしまいます。
具体的に言うと地面から115㎝以内の位置からサーブを打たないといけないということです。
115㎝以内であればどんな打ち方でも大丈夫です。
ここで補足ですが実はこのルールは2019年4月1日に改定されました。
元々は腰(腕を下に伸ばした時の肘の位置)から下でサーブを打たないといけないということと「アバブ・ザ・ハンド」というルールがありました。
しかしルール改定後、上記のようなルールに変わり、「アバブ・ザ・ハンド」というルールはなくなりました。
サーブはコルクから打たないといけない
サーブを打つ時に一番最初にラケットに当てるところはコルクにしてくださいねというルールです。
稀に大会で羽に最初に当ててサーブをする人を見かけますがそれは反則になります。
実は羽に当ててサーブをすると不規則な回転をシャトルにかけ、相手からするとめちゃくちゃ取りづらいサーブを打つことが出来るんです。
通称『スピンサーブ』といってシャトルは通常コルクから落ちてきますがこのサーブは羽から落ちてきます(笑)。
こんなの取れるはずがないのでこのルールができました。
サーブを途中でやめる・止める
サーブを途中でやめたり止めたりすると相手に得点が入ってしまいます。
要するに『サーブを打ち始めたら打つまで止めないでね』という意味です。
サーブを途中でやめたり、止めたりするとそれだけでフェイントになってサーブ権側が圧倒的に有利になります。それを防ぐためのルールですね。
次に紹介するルールともつながってくるきます。
サーブを打たれる前に動いてしまう
サーブを打たれる前にレシーブ側が先に動くとフォルトを取られてしまいます。
要するに『サーブを打たれるまで動かないでね』というルールです。
このルールがあることによって1個前のルールの必要性が出てきます。
レシーブ側が先に動いちゃいけないのにサーブの途中で止まったりされるとそれだけでフェイントになって得点がサーブ側に入ってしまいますよね。
こんなのバドミントンじゃないのでこのルールの必然性が出てきますね。
サーブで空振る
サーブは空振りしたら相手の得点になります。
このルールは結構勘違いしている人が多いです。
サーブで空振った時にシャトルに当たっていなければやり直し出来ると勘違いしている人が多いので注意しましょう。
サーブの時に足を浮かす
サーブを打つ時に足を浮かすのはNGです。
要するに『サーブを打つ時は足を浮かばせず両足が付いている状態でないといけませんよ』ということです。
よくあるのがロングサーブを打つ時に奥に飛ばそうという意識が強すぎて体が前のめりになって結果的に足が地面から浮いてしまうということです。
まだシャトルを奥に飛ばす技術が未熟な初心者に多い反則なので初心者の方は注意しましょう!
ラリー編
2度打ち
バドミントンの絶対的ルールで『相手のコートには1回で返さないといけないですよ』というルールがあります。
よくあるのがダブルスで前衛が触って後ろに逸らした球を後衛が打って返すという反則です。
「チッ」とかするくらいでも反則になります。
しっかり見ていれば前衛が触ったかどうか分かると思います。
シャトルを持つ
「シャトルを持ってはいけません」というのは単純に手でシャトルを持つということではありません。
要するに『ラリー中、シャトルはしっかりと打ってくださいね』ということです。
普通、シャトルを打つ時、ラケットにシャトルが当たっている時間はとても短いです。
ですが、あまりにも長い時間ラケットに当たっている状態で相手のコートに返すと反則になります。
ちょっとわかりにくいなと思ったら下の動画を参考にしてみてください。
体に当たる
ラリー中、体のどこかにシャトルが当たると相手に得点が入ります。
要するに『シャトルはラケットで返してね』ということです。当たり前っちゃ当たり前のルールですね。
よくあるのは女性の髪にかすってしまう時です。これもフォルトになります。
髪をなびかせている女性は綺麗ですが、バドミントンでは髪を結んでいる人の方が綺麗です。髪が長い人はしっかり結んでおきましょう。
相手を妨害する
相手を妨害すると相手に得点を取られます。
当たり前ですね。
スポーツマンシップに乗っ取ってしっかりバドミントンをしていればこんな事起きるはずもありません。
しっかり礼儀をわきまえてバドをしましょうね!
相手への妨害は色々な種類があり、主審によってどこを妨害と捉えるかは人それぞれです。次に示すのは明らかな妨害の例です。
・相手の注意をそらすような動き、声
・シャトルを追う相手のストロークを妨害する
ネットに触る
ラケットや体、服がネットに当たるとタッチネットという反則になります。
要するに『シャトル以外は触らないようにしてね』というルールです。
このルールがないとネットを上げて相手の球をわざとネットにかけるという糞プレイが成立してしまいます。
とっても大切なルールです!
打点がネットより相手側
打った時の打点がネットより相手側の時、フォルトになり相手に得点が入ってしまいます。
要するに『打つ時は自分のコート内で打ちましょう』というものです。
ネット際の球を追いかけてそのまま打点も相手のコート内で打ってしまうということが少なからずあります。
プロの世界でもこの反則は時々見られるのでちゃんと注意しましょう!
ラケットまたは体が相手のコート内を侵した時
ラケットまたは体が相手のコート内を侵した時、これも反則になります。
要するに『ネットを越えてはラケットでもいけませんよ』ということです。
ただ例外もあり、自分のコートに返ってきたシャトルを打つ時、シャトルを追いかけてネットを越えてしまう時は反則にはなりません。
ただし、このルールはあくまで打点が自分のコートでないと成立しませんので注意してください。
まとめ
結構多くなってしまいましたがこのルールがないとバドミントンが成り立たなくなってしまう凄く大事なものです。
また、多いと思っていても半分以上が当たり前のルールですので覚えるのもそんな難しくないんじゃないかなと思います。
正々堂々戦ってくださいね!では!
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