こんにちは!
バドミントンを始めたての人で一番最初に立ちはだかる壁と言えばシャトルがラケットに上手く当たらないことだと思います。
今回はその原因とその対処法をバド歴10年の私が解説したいと思います!
シャトルが当たらない4つの原因
原因① 打つ瞬間力んでしまっている
シャトルを打つ時に力んでしまっているとシャトルは全然上手く当たりません。
私も試合中やノックの時に今でも力みすぎていると時々空振りして恥ずかしい思いをする経験はあります。
どんだけ上手い人でも力みすぎていると空振ることはあります。
つまり、初心者の人が力んでいると大体空振ってしまうということです。
原因② シャトルの落ちてくるスピードが体でつかめていない
バドミントンで上から落ちてくるシャトルに対してタイミング良くラケットを振ることでしっかりとガットに当たり、シャトルは飛んでいきます。
ですが、シャトルの落ちてくる感覚が養われていないと上手くタイミングが合わず早く振りすぎたり、逆に遅く振りすぎることもあります。
私は今でこそそのようなことはなくなりましたが、初心者の時はシャトルが落ちてくるスピードに悪戦苦闘しました。
原因③ いつも練習している体育館より天井が高い
シャトルが全然当たらない原因の1つに、いつも練習している体育館の天井より高いところでバドミントンをするとシャトルが全然当たらない現象が起きることがあります。
例えば、いつも学校の小さな体育館で練習をしていて大会になり大きな体育館に行ったとします。
すると上から落ちてくるシャトルがいつもよりゆっくり落ちてくるような感覚に襲われます。
これは自分が知らず知らずのうちにシャトルと自分の距離感を体育館の天井で測っているためです。
私も何回も大会でこのような現象に陥り、痛い目を見てきました。
原因④ シャトルがボロボロすぎる
シャトルがボロボロすぎると落ちるスピードが速くなるのでいつもと違う感覚になり、シャトルがうまく打てないということがあります。
シャトルがボロボロだと空気抵抗が少なくなるので必然的に落ちるスピードは速くなります。
すると初心者の人はもちろん、経験者の人でも打ちづらくなることがあります。
ただ、落ちるスピードが変わるくらいまでボロボロになったシャトルを打つことはほとんどないので原因としては一番可能性が低いと考えられます。
空振らないようにする4つの方法
対策① 力を抜く
打つ瞬間まで力はほとんど入れないようにしましょう。
よく、学校のコーチで「シャトルの下でしっかりラケットを構えて待ってろ!」とうるさく言う人はいませんでしたか?
あながち間違っていないとは思うのですが私はちょっと教え方悪いなと思ってしまいます。
ラケットを下でぶらーんとしていると確かにシャトルを打てないですが逆にシャトルを打つ気満々でガチガチに構えているのも良くないです。
実際に打つ時はラケットを構えるのですが力はほとんど入れていません。
つまり、学校のコーチの人が言うべきは「シャトルの下でしっかり力はほとんど入れないで構えて待ってろ!」だと思います。
「力を入れないで構える」これが非常に大切です。
対策② たくさんシャトルを打つ
距離感がつかめないという人は、とにかくシャトルを打つ練習をしないとその距離感をつかむことはできません。
シャトルは精密に作られているので落ちてくるスピードは大体一緒です。
ですので一回打てるようになれば面白いようにシャトルを打つことが出来るようになります。
シャトルをしっかりとラケットで捉えられるようになるのは平均で約1年はかかります。
辛抱強く1年間しっかりと練習すれば打てるようになるはずです!
対策③ 体育館の大きさに慣れる
いつもと違う体育館で距離感が分からなくなることは誰でもあります。
より大きな大会になればなるほど体育館は大きくなります。
その対策は一つしかなく、それは基礎打ちで上から打つ回数を増やすということです。
基礎打ちではドライブやプッシュレシーブといった練習もあると思いますがそれ以上に上からシャトルを上から打てないのは致命的です。
ですのでいつもより多く、上から打つショットを練習をすることをオススメします。
また出来れば打てない時間も体育館の上を眺めているだけでも目が段々と慣れてくるのでそれも試してみてください!
対策④ 出来るだけきれいなシャトルを使おう!
ボロボロなシャトルばかり使うとそれに慣れていざ綺麗なシャトルで打つ時に上手く打てないという現象が起きることがあります。
また、全然ノックの時シャトルがラケットに当たらないという人は一度シャトルの仕分けをしてみると良いかもしれません。
また、試合中などで上手くラケットにシャトルが当たらないという人は定期的にシャトルの交換を申し込んでみることも良いかもしれません!
まとめ
ここまでシャトルが上手く打てない、特に空振ってしまう人に対してその原因と対策を解説してきました。
どれか1つが自分にあてはまりましたか?
もし、どれが当てはまっているか分からないという人は1つ1つ試してみてください!
では!良いバドミントンライフを!
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