こんにちは!
バドミントン始めたての人で経験者に相手してもらうと自分と格段に違う動きしているように見えますよね。
実際、初心者と経験者の間では天と地ほどの実力差があります。
では具体的にどういったところが違うのでしょうか?
初心者と経験者との違い
①重心の位置
まず1つ目は重心の位置です。
初心者の方のほとんどは相手からシャトルが飛んでくるのを待つ時、誰かと待ち合わせしている時くらい棒立ちで、重心の位置が非常に高いです。
バドミントン現世界ランキング1位の桃田賢人選手を見てみると相手からのシャトルを待っている時は必ず重心を下げて構えています。
これが初心者の方は出来ていないことが多いです。これが出来るだけでもかなりショットに安定性が出てきて、下手にネットにかけてしまうようなミスも減るはずです。
足の使い方(フットワーク)
足の使い方も初心者と経験者では雲梯の差があります。実はここが一番の実力差が出てしまうポイントです。
実はフットワークは足の速さというよりも足の使い方の技術の方が大切になる分野です。
どれだけ足の筋肉がついていても技術が無ければ宝の持ち腐れになります。ただし、一定のレベルまでいくと足の筋肉量でフットワークの速さは変わってきます。
また、初心者の方が一番つまづきやすいのが、斜めに動くフットワークです。
経験者の方でも出来ていない人もいます。それくらい難しいのが斜めのフットワークで、これをマスターするだけでもかなり経験者に近づくことが出来ます。
③ストローク
3つ目はストロークです。要するにラケットの振り方です。
ラケットを振る時はコンパクトに振ることが非常に重要になります。
ですが、初心者の方は力の伝え方を頭で理解していても体で理解できていないのでどうしてもストロークが大振りになってしまいがちです。
また、タイミングの取り方も上手く取れないのでフレームショットだったり面にしっかり当たらなかったりしてしまいます。
経験者となると振り方が多少汚くてもしっかり面に当たりますし、遠くに飛ばせるようになります。
それが初心者と経験者との差に繋がります。
どうやったら初心者は経験者と差を縮められるのか?
①重心を下げて練習する
まずは全ての練習で重心を下げることを意識しましょう。
バドミントンで重心を下げることは基本中の基本です。
バドミントンが上手い人のプレーを見ると重心を低くしていると思います。特にレシーブの時を見てみてください。
重心を下げることで相手のシャトルの出どころがよく見え、反応速度も格段に上がります。
これは私が10年やってきた経験のもとに言っています。確実に重心の低い人は強いです。
先のことも見据え、強くなるには必須のスキルですので練習中から意識してみてください。
②上手い人のプレーを見る・真似る
次に上手い人のプレーを見て、そして真似てください。
上手い人のプレーはYoutubeで検索すればいくらでも出てきます。
特に見てほしいポイントはシャトルを打つ時より待っている時の態勢・位置です。
シャトルを打つ時は練習していく中で段々と出来てきますが、シャトルを待つ時の態勢・位置は練習じゃどうにもならず、自分で学んで実践していくしかありません。
技術的なショットは練習していくと自然と身についてきますが、態勢・位置に関しては練習の中で自然と身に付くものではありません。
ですので、積極的に上手い人のプレーを見てどんどん真似てみてほしいです。
③とにかくシャトルに触れる回数を増やす
初心者のうちはとにかくシャトルに触れる回数を増やしてください。
バドミントンはシャトルに触れる回数が多い方が上手くなるスポーツです。
感覚的なところが強いこともあり、触れている回数が多いとシャトルとの付き合い方が分かってきます。シャトルと友達になるってやつです。
現世界ランキング1位の桃田選手は練習とは別に家で簡易ネットを立ててずっとヘアピンの練習をしていたそうです。
現在桃田選手はそんなヘアピンを武器に世界のトップとして活躍していますが、こうなれたのも家での練習のおかげと言っています。
最近ですと奈良岡功大選手も同じように家で簡易ネットをたててヘアピン練習をしていたそうです。
是非、この機会にチャレンジしてみてはいかがですか?
④練習量を増やす
結局のところバドミントンはより多く練習をしていた人が勝つスポーツです。
手っ取り早く経験者に勝つ方法は練習量を増やすことが一番です。
1日1時間の練習をしている人と1日5時間練習している人とでは言うまでもなく1日5時間練習している人の方が強いのは言うまでもありませんよね。
結論、練習量が多い人がどんどんうまくなっていきます。
本気で経験者と差を埋めたいと考えているのであれば練習量から増やさないといけないということです。
⑤試合に出来るだけ出る
初心者の方と経験者の方で練習量以外で差があることとするとあとは経験です。
どんなに技術的に経験者に追いついたとしても経験の差があると結局試合に負けてしまいます。
この経験は公式の試合を詰んでいくしかありません。
私がオススメするのは近所の市民大会に出ることです。
少し大きい市民大会ですと強さ別に分かれていることもあり、場合によっては初心者向けの大会もあるほどです。
自分のレベルを知れる機会でもありますし、経験を積むのにはもってこいの機会ですので大会があれば是非、参加することをオススメします。
まとめ
1年バドミントン歴に違いがあるだけでかなり差があるのが事実
バドミントンは練習量で極端にレベルが変わるという話をしました。それが顕著に表れるのが学年です。
1学年違うだけでかなり差が出ます。バドミントン歴3年に2年の人が勝つのは相当大変です。
1年分のバドミントン歴が練習量というところに顕著に表れてしまいます。
ですので、初心者の方が経験者に勝つのはもっと大変になってきます。
本気で経験者に勝ちたいと思っている人は休み献上するくらいの気持ちでバドミントンに明け暮れるしかないかと思います。
大変かとは思いますが、経験者に勝った時はめちゃくちゃ気持ちいいと思います。
持てる力をフルパワーに活用して頑張ってみてほしいです!では!
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