こんにちは!
部長や主将、顧問の先生たちは普通の部員よりもたくさん仕事があると思います。
その1つが「練習メニューを決める」という仕事だと思います。
部員みんなにとって意味のある練習メニューを考えないといけないというとても大きな仕事があると思います。
私も主将だったのでとても気持ちが分かります。
今回は『ノック』に関しての練習方法をご紹介したいと思います!
バドミントンノック10種
①N字
多くの学校やクラブチームで行われている練習です。
名前の通り、コートに「N字」を描くように動くノックです。

このように動きます。
基本的に後ろではスマッシュを全力で、前ではヘアピンを打ちます。
そして前まで行ったら最初の位置に戻ってスマッシュを打つ、という流れです。
これを20回×3セット行うと良いでしょう。
基本的にこの練習はシングルスの練習で、コート内を動く練習です。
ノックを出す人は出来るだけ早いペースで上げないと意味がないので注意しましょう!
②X字
今度は『X字』です。
先ほどの『N字』とは逆の動き方をします。
回数の目安は20球×3セットです。

このように動きます。
X字も同様に後ろではスマッシュを打ち、前ではヘアピンを打つことを意識しましょう。
また、上げる側もなるべく早いペースで上げることを意識しましょう。
③サイドレシーブ
次の練習メニューはサイドレシーブです。
こちらの練習はノッカーが2人でラケットを使う人はノックを受ける人のみです。
手投げでノックを上げます。
2人のノッカーはネット前の両サイドに立ち、手投げでネットの向こう側のコートのサイドラインぎりぎりを狙ってスマッシュのように投げます。
ノッカーは10球ずつ持って投げるので計20球が1セットになります。
オススメは20回×3セットです。
レシーブ側はネットにかけないようにギリギリにネット前に落とすことを意識します。
ノッカーもゆっくり投げすぎたりやペースが遅すぎると意味がないので、出来るだけ速く投げてペースも一定の速さをキープしましょう。
④フリー
次に『フリー』です。
こちらもオススメは20回×3セットです。
フリーではノッカーはランダムで上げます。
受ける側はなるべくスマッシュを打つように意識しましょう。また、前ではできるだけヘアピンを打つようにしましょう!
⑤スマッシュネット
次はスマッシュネットです。
これも名前の通りで、後ろでスマッシュを打った後に前に落としてプッシュまたはヘアピンというのを繰り返す練習です。
目安の回数は20球×3セットです。
このノックのポイントはノックを上げる側が出来るだけ前に落とす時はタイミングを早めにし、後ろに上げる時はなるべくゆっくり上げることです。
あくまでこの練習の意味は前に素早く詰めるということなのでそれを意識してノッカーは球を上げてあげましょう。
⑥飛びつき
次は飛びつきの練習です。
回数の目安は20球×3セットです。
ノックを受ける側は自分のコートの中央から半歩下がった辺りから左右に飛んで打ちます。
こちらの動画が見本です。
こちらの動画のように飛んで打ちます。
少し、ノックを上げる人のレベルが必要なので注意が必要です。
⑦前V字
こちらは手投げのノックです。
ネット前のサイドに2人投げる人がいて交互に投げていきます。
また、シャトルの筒等をサーブラインと中央の線の交わっている点に置きます。
※もし難しいようならもう少し前でも良い
基本的にヘアピンをフォア側・バック側交互に打っていきます。
また、動くときは筒を大回りで触れないように動きます。
この動きがV字のように見えるので前V字と呼んでいます。
ヘアピンを打つだけですが意外とキツイです。
以上がオススメの練習メニューになります!
全国の練習メニューを作るのに苦労している人達の助けになれば嬉しいです!では!
コメント