バドミントンで伸び悩んだ時に「自分のプレースタイルは何が一番合っているんだろう?」ともっと悩んでしまうという方が少なからずいらっしゃいます。
この記事に辿り着いた人ももしかしたら上記のような悩みをお持ちかもしれません。
ですがそのような方がこの記事を読んで自分のプレースタイルの確立やどのうようなプレースタイルの選手がいるのかということのきっかけになってくれればいいな、という想いで記事を書いています!
ではまずはプレースタイルの種類から一緒に見て行きましょう!
プレースタイルの種類
シングルス
シングルスは色々な戦い方があります。その1つ1つの違いに関しても触れていきます!
攻撃型(オフェンス型)
プレースタイルでの攻撃型(オフェンス型)の最大の特徴はスマッシュやカットでがんがん攻めていくことです。
このプレースタイルの選手はスマッシュが人並み以上に速かったり、身長や腕の長さから凄い角度でスマッシュ・カットが打てたりと、アタックの威力が高いことが多いです。
相手に上げさせる配球で自分がどんどん後ろから攻めていくような球出しをします。
このような選手はヘアピンを打ち、相手に下から取らせ、後ろから攻めるという形を得意としています。
ディフェンス型(ラリー型)
特別スマッシュが速くなく、威力も人並み程・あるいはそれ以下である選手に多いプレースタイルです。
最大の特徴はどんな球でも拾ってくる体力と脚力です。
決まったと思った球もネットギリギリで返してきたり、簡単なことでは崩れないといった相手にしたら厄介なプレースタイルです。
通称「シコラー」とも言ったりします。
粘って粘って相手がミスすることを狙っています。
このような選手はレシーブの練習だったり、体力をつけるような練習を日々行っています。
中間型(オールラウンダー)
攻撃型と守備型のちょうど間のプレースタイルの選手です。
攻める時は攻め、守る時は守るといった攻めと守りどちらもこなします。
オールラウンダーの選手はとにかく頭を使って相手を崩します。
どのコースに打つと相手は嫌か等を考え、臨機応変に攻撃と守備を使い分けます。
かなり難しいのがこのオールラウンダーです。
ダブルス
ダブルスに関しては両極端な2種類の型であることが多いと考えています。
攻撃型(オフェンス型)
とにかく攻撃、攻撃とオフェンスに特化したプレースタイルです。
このようなダブルスは後ろから打つ選手と前でシャトルを捕まえる選手と役割が決まっていることが多く、トップ&バックの態勢に入ることを大前提にラリーを行います。
前衛主体の選手はどうやって相手に上げさせるかを考え、後衛の選手はどのコースを狙えば相手の守備を貫くことが出来るか考えます。
攻撃型のプレースタイルは強力ですが、試合が長引くとスマッシュを打ち続けて後衛が疲れてくるので体力が重要です。
守備型(ディフェンス型)
攻める時は攻めますが、この型は守備から流れを作るプレースタイルです。
守備が硬いと相手のどんな攻撃もいなすことが出来ますし、相手の体力を効率的に削ることが出来ます。
また、相手の攻撃からのカウンターも狙うような立ち回りもするので相手にすると非常に厄介です。
日本のダブルスで言うと遠藤・渡辺ペアなんかはこのプレースタイルに当てはまります。
自分に合ったプレースタイルの選び方
シングルス
後ろからのアタックが得意ならオフェンス型
後ろからのショットに自信があるならもちろんオフェンス型がオススメです。
相手に上げさせる配球と、それをしっかりネットにかけたりアウトしないように打つ技術が必要です。
もし目指すならまずは『ヘアピン』の練習をしてみてください。
シングルスのヘアピンは相手に上げさせることのできる最も確率の高いショットです。
精度を上げればその確率ももっと上がるのでまずはヘアピンの練習からしてみてください!
レシーブが得意ならディフェンス型
レシーブに自信があるならディフェンス型がオススメです。
レシーブ型の人はとにかく自分からミスをしないことが重要です。
練習方法は単純で、ノックやパターン練習の時から絶対にミスをしないという気持ちで臨むことです。
また、ミスをしてしまったらなぜミスをしてしまうのかもしっかり考えてください。
オフェンス・ディフェンス共にそこまで得意でない人はオールラウンダー
オフェンスもディフェンスも得意でない人はオールラウンダーを目指しましょう!
攻撃も守備も適切なタイミングで行い、そのどちらもしっかりコースを狙って相手を徐々に崩していきます。
オールラウンダーの方はバドミントンを詰め将棋だと思って取り組んでみてください。
どうやったら崩せるかというところをしっかり考えて試合をすることが一番重要です。
練習方法としてはどこからでもどのコースに打ち分けられるようにする事とコースをしっかり狙えるようにすることを意識しながらノック・パターン練習を行うことです。
ダブルス
ダブルスに関しては特にレシーブが上手でない限りは攻撃型のプレースタイルの方が良いです。
ダブルスは確実に攻めている側の方が有利な競技なので攻めることを第一に考えましょう。
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