バドミントンのルールはかなり複雑です。
数あるスポーツの中でもかなりルールが多い方だと思います。
しかし試合をする上でルールを覚えていないと不利になることも多く、また自分がいざ審判をすることになった時にルールが全然わかっていないと恥をかくことになります。
ですので今回は細かいルールでかつ試合で稀に見かけるようなものをまとめてお教えしたいと思います!
試合でよく使う細かいルール
① サーブ側・レシーブ側どちらも立つ位置を間違えたら?
(サーブ打つぞ・・・。)えぃっ!
(サーブ来た・・・!)とりゃ!
あ!サーブの位置が逆だ!どうしよう・・・。
こういった状況は結構あります。集中している試合であればあるほどよく起きます。
こういった場合は、やり直したり遡ったりせずスコアはそのままでサーブ・レシーブする位置を直して続きを行います。
もし、サービスコートの間違いが見つかったときは、その間違いを訂正し、スコアはそのままとする。
第12条第2項:バドミントン競技規則
② レシーブ側の準備が整う前にサーブを打ってしまったら?
ふぅ・・・(一息ついt・・・)
チャ~ンス!とりゃ!(サーブを打つ)
ちょっと!まだ準備出来てないよ!!
Bちゃんみたいに意地悪い人はいないとは思いますが、相手が準備出来ていなくてサーブを打ってしまう時はよくあります。
そういう時は「レット」といって得点はそのままでラリーをサーブを打つところからやり直します。
「レット」となった場合は、その前のサービス以後のプレーは無効とし、レットになる直前のサーバーが再びサービスをする。
第14条第3項:バドミントン競技規則
③ インターバルってどのタイミングでどれだけ取れるの?
はぁ、はぁ・・・。(めちゃくちゃ疲れた・・・。インターバルいつ取れるの・・・?)
試合をしている時や主審をしている時、インターバルの取るタイミングとその時間しっかり知っていますか?
実はバドミントンも他のスポーツ同様にインターバルの取れるタイミングと時間はしっかり設定されています。
インターバルを取ることの出来るタイミングは1ゲーム目と2ゲーム目の間と2ゲーム目と3ゲーム目の間の2分間とどちらか一方が11点目を取った時に1分間の計2パターンです。
また、11点目でのインターバルは先に取った時にのみ有効なので、例えば、11-8でインターバルを取って同じゲームの中で12-11になったからといってインターバルを取ることはできません。
④ デュースって2点差つかなかったら永遠と続くの?
デュースって2点差つかなかったらどうなるんだ?永遠にやらないといけないのか?おじさんそんな体力ないよ・・・。
拮抗した試合でシーソーゲームが続いてデュースが永遠と続くということが稀に起きます。
その場合、得点が先に30点に到達した方がそのゲームを得ることができます。
スコアが29点オールになった場合には、30点目を得点したサイドがそのゲームでの勝者となる。
第7条第5項:バドミントン競技規則
⑤ 2ゲーム目3ゲーム目のサーブ・レシーブの位置って勝手に変えていいの?
1ゲーム目はトスしてサーブレシーブする人を決めるけど2ゲーム目・3ゲーム目の最初にサーブ・レシーブする人って勝手に決めていいのかな?
試合に入る前、トス(じゃんけんやコイントス)を行い最初のサーブ・レシーブ権を決めたりコートを決めたりできます。
ですが2ゲーム目と3ゲーム目は行いませんよね?
2ゲーム目と3ゲーム目に関してはサーブ・レシーブ権は1ゲーム目を取った・取られたで決まりますが、ダブルスの時にペアのどちらが打つかまでは決まっていません。
つまり、2ゲーム目・3ゲーム目はサーブ・レシーブを打つ方を勝手に決めて良いということです!
ゲームに勝ったサイドは、次のゲームで最初にサービスをする。ただし、そのとき、どちらのプレーヤーがサーブしてもよく、また負けたサイドのどちらのプレーヤーがレシーブしてもよい。
第11条第6項:バドミントン競技規則
まとめ
どうですか?バドミントンの細かいルールは分かりましたか?
結構難しいルールが多いので覚えるのが大変だと思います。
また、間違えて覚えていた人も中にはいたのではないでしょうか?
今日が一番若い日ということで明日から間違えないようにしっかり覚えておきましょう!
では!
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