バスケットボールは高さ3mの上空にあり、フェアなんて言葉が通用しないくらい身長の高い選手が有利なスポーツです。
他にもバレーボールも身長の高い選手の方が圧倒的に有利で重宝されます。
このように様々なスポーツを見ていると身長がないと厳しいと思われることはたくさんあります。
ではバドミントンはどうでしょうか?
バドミントンによく似たスポーツとしてテニスが挙げられますが、テニスに関してはサーブ権の時に身長の高い選手の方が強烈なサーブを打ちやすいことから身長の高い選手が有利と言われています。
それではバドミントンも同じなのでしょうか?
まずは世界ランキングTOP10の選手とその身長を比べてみましょう。
世界TOP10の選手とその身長
男子
シングルス
上の表に世界ランキングTOP10の選手(男子シングルス)とその身長を並べてみました。
ご覧の通り、5位のギンティン選手を除いたほとんどの選手が170㎝後半で一般的な日本人男性と比べると高身長と言えます。
特に、世界ランキング2位のアクセルセン選手は194cmと圧倒的に大きいことが分かります。
このことから分かることは、男子シングルスは身長の大きい選手が有利ということです。
ただ、世界ランキング1位のわれらが桃田賢人選手は175cmと日本人では標準的な身長です。
ですので、諦めるのはまだ早いです。
ダブルス
2021年2月時点ですと上記のような世界ランキングになっています。
身長が分からなかった選手は空白にしてありますのでご了承ください。
男子ダブルスの身長を見てみると大きい選手から小さめの選手まで幅広いペアになっていることが分かります。
このことから分かることは男子ダブルスは身長にあまり影響を受けないのではないかと考えられます。
これは身長にコンプレックスのある人も嬉しい事実ではないでしょうか?
女子
シングルス
2021年2月時点での女子シングルスの世界ランキングTOP10は上の表のようになっています。
一番大きい選手はインドのシンドゥ選手で一番小さい選手が日本の奥原希望選手です。
TOP10の中ですと155cm~177cmとかなり幅広い身長の範囲であまり身長と世界ランキングに関係があるとは思えません。
つまり、女子シングルスは身長の大きさはあまり関係ないということが分かります。
ダブルス
ここでお詫びがございます。
上の表から分かるように身長不明の選手が多く、信ぴょう性の欠ける表になってしまいました。すみません・・・。
とりあえずこの表から考察はしてみますが、あまり真に受けないようにしてください。
上の表から160cm中盤~170cm後半の幅広い選手が混在しています。
ですが、日本人女子からすると160cmでも平均身長よりちょい上くらいなので、まあまあ高いと思います。
ですので、女子ダブルスにおいては身長が高い人の方が少し有利ではないかと思います。
バドミントンと身長は関係ある?
男子
男子においてはやはり身長が高い分、スマッシュの角度がつけやすく有利になることはほぼ間違いないと思います。
ただ、身長がそこまで高くない選手でも活躍する可能性はおおいにあります。
例えば、世界ランキング(シングルス)5位のギンティン選手は170cmと小柄ながら188cmのチェンロン選手を抑え、上位に位置しています。
ギンティン選手はフットワークの速さが異常で、ジャンプ力も高いため身長のハンデをそこで埋めています。
また、男子ダブルスの渡辺勇大選手は身長167cmとかなり小柄ながら異常なジャンプ力とレシーブ力で上位に食い込んでいます。
このように身長の低い選手でも活躍する可能性はおおいにありますし、伸びしろも無限大です!
女子
結論をいうとそこまで身長は関係ないです。
といいますのも、女子は男子と比べ身体能力は劣るためスマッシュのスピードも男子より遅いです。
そのため、少し角度がついたスマッシュくらいならスピードが遅いので練習すれば対応が可能です。
また、奥原希望選手は155cmと身長は小柄ではありますが、世界一のフットワークと称されるほどフットワークが速く、世界ランキングでも上位に食い込んでいます。
つまり、身長が低くても上位に食い込める可能性が多いにあるということです。
まとめ
結論、男子は身長に左右されやすいが女子は比較的されにくいということです。
ただ、知っていただきたいのは身長が小さい選手は小さいなりの戦い方というのがあるということです。
奥原希望選手のようにフットワークで世界一になればおのずと世界トップの選手とも対等に戦えるようになりますし、渡辺勇大選手のようにジャンプ力を鍛えれば身長の高い選手と同じような角度のスマッシュが打てるようになります。
ぜひ自分の身長が低いからと悲観せず、前向きに考えてほしいなと思います!では!
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