こんにちは、ととっぷぶろぐです。
「実際に建設コンサルタントはどんな業務をやるの?」と疑問に思いませんか?
今回は、実際に体験した建設コンサルタントの1年目の仕事内容を紹介します。
この記事は、1年目の仕事が不安だというかたの手助けになるはずです。
また、この記事には就職する不安を少しでも解消してあげたいという思いを込めています。
それではどうぞ!
1年目の仕事は?
1年目は‟OJT”が基本
OJTとは?
OJTとは、「On-the-job-Training」の略です。
意味は、実際の業務を行いながら育成していく手法のことです。
OJTは、色々な知識・経験を実際の業務を通して学ぶことが出来るのでとても効率的に知識を吸収することが出来ます。
分からないことを聞きながら仕事を行う
上司の下について、仕事を貰いながら実際に業務を行いながら分からないことがあったら教えてもらい業務を遂行していきます。
忙しい上司の下につくと一杯仕事を貰えますし、暇な上司の下だと少しの仕事だけを行うことになることもあります。
こればっかりは、教えてくれる上司次第になります。
自分が1年目の時の仕事内容
自分は道路部に所属しており、道路関係の仕事が主でした。
それでは細かく紹介していきます。
電線共同溝の詳細設計
電線共同溝とは、今ある電柱を地中化することで、一般的には無電柱化とも言ったりします。
この詳細設計を行いました。
電線共同溝には色々な種類があったり、民地の家の方にどうやって電気を供給するかということも行います。
実際には、東京電力さんや通信企業さん(KDDIなど)と協議を行いながら設計を進めていきます。
歩道部の詳細設計
歩道部の詳細設計も行いました。
私が携わったのは、歩道部を歩行者と自転車で分離する工事の図面を作成することでした。
歩道部の詳細設計は、他にも安全に走行するための施設を追加したり、色々な提案もしました。
道路構造物の設計
道路構造物の設計も行いました。
内容は、安全で経済的な道路盛土の手法を考えて、その配置を検討するというものでした。
この設計は難しかったですが、結構楽しめました。
残業時間
自分の1年目の残業時間は、年間100時間くらいでした。
恐らく、かなり少ないと思います。
1年目であまり仕事が少なかったのが原因だと思いますが、上司から仕事をふられるので、上司によってはもっと残業時間は増えると思います。
ちなみに同期の中には年間500時間を超える人もいました。
年収
1年目の年収も紹介しておきますね。
1年目の年収は、400万円ほどでした。
残業もあまりしていませんし、ボーナスも平均的だったのでこの程度です。
1年目で思ったこと
部署・上司によってはキツイ
部署・上司によって、かなり仕事量に差が出るんだな、と感じました。
若手の内は上司から仕事を貰って業務をこなしていきますが、その上司がめちゃくちゃ忙しい人だと自分もそれに合わせて忙しくなる傾向にあります。
また、部署自体が忙しい場合も同様に忙しくなる傾向が強いです。
建コンは勉強必須
建設コンサルタント業務は勉強をすることが必須だな、と思いました。
分かってはいましたが、必要な知識の幅がかなり広いのでコツコツ勉強していかないとかなりキツいです。
客先に納得してもらうための説明能力と知識が無いとコンサルタントとして一人前にはなれないということを肌身を持って知ることができました。
まずは技術士を取ることを目標として頑張るつもりです。
業務で必要な物を揃えておけば良かった
自分の上司は、業務で必要な物をあまり教えてくれなかったので、仕事用の物を買う事をあまりしてきませんでした。
ですが、他の同期を見ていると色々と必要な物を先輩に教わりながら揃えていて、「自分も揃えなきゃ」と焦った記憶があります。
基本的には必要な物は少ないですが、持っておいた方が良いものはあります。
下の記事で紹介しているので、まだ買っていないモノがあれば検討してみてください!
まとめ
今回の記事では、建設コンサルタントの1年目の仕事内容を紹介しました。
この記事で、「水関係の部署は何をするの?」などの疑問がまだあるかもしれません。
ですが、結局1年目で行うことはOJTなのでその上司によって変わってきてしまいます。
ただ言えることはどんな仕事も意味はあるので、しっかり完璧に全うしていきましょう、ということです。
1年目で不安がいっぱいだと思いますが、皆通ってきた道です。安心してください!
また、当ブログでは他にも建設コンサルタントのことについて紹介しています。
併せて読んでいってくれるとありがたいです!
ここまで読んでくださりありがとうございました!
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